他人を理解するということ
他人を理解するなんてことはできる筈がない。
事実、自分が相手から読み取れている感情はほんの一握りなもので。
どうやってその感情が生まれているか、そのどれだけを知れているだろうか。
自分のことだって完全に理解できていないのに、だ。
分かる訳がない。そう、分かる訳がないのだ。
それは、理解しようとするのをやめろ、ということじゃない。
相手はどうやってこの感情に至ったのか、巡らせる。勝手な想像で構わない。
そうやって先入観を持って相手を理解しようと努めれば、ほら、全ての人が愛おしい。
世界はもっと、円滑になると思うのだが...と。
柄にもないことを言ってみる。