2018-01-01から1年間の記事一覧
今週のお題「わたしのインターネット歴」 家にインターネットが引かれるまでは、学校のコンピュータルームで「yahooきっず」なるものを利用して、当たり障りのないものばかり調べていた。そこではインターネットの闇が排除されており、便利な百科事典程度の…
蛍光灯の光で満たされた部屋のテーブルには、真ん中からパックリと割れ画面に蜘蛛の巣のようなヒビが入ったiphoneが置かれている。 俺は昔親に買って貰ったiphoneを、床に叩きつけて壊したことに、べつに何の罪悪感も感じていなかった。それどころか、内に雪…
ガキの頃、俺は近い将来自殺するんだと思っていた。いや、すると決めていた、と言ったほうが正しいのかもしれない。自分には突出した才能も何も無いと思っていたし、何より愛されるべき人間ではないと思っていたからだ。 その頃の俺は、確実に死に向かって歩…
俺の周囲には恋愛してる奴が少ない。類が友を呼んでるのかもしれねぇが、でも中には、共学で恋愛してきた奴もいる。まぁ、そいつは顔が良かったから例外的かもしれねぇが、生きていくために欠かせない浅慮さをしっかりと持っていた。 一方俺に似た連中はとい…
今週のお題「わたしのモチベーションを上げるもの」 毎朝読書をして一日の勢いを付ける。以前はそうしていたが、最近は調子があまり良くねぇ。クーラーの効いた部屋に寝転がり、一日中動けねぇ日も何日かあった。 そんな日は感情を揺さぶられねぇことをやる…
気分が翻った。 今日は映画を観たり、ゲームをしたりして快活に過ごせたと思っていた。しかし、それらの疲労からか、気分は眩暈を覚えるほどに急降下し、すぐさま死が張り巡らされた懊悩に苛まれることになった。 つい数時間前までは気分が良かった。映画の…
今日は、むしろ調子が良かった。通常の感覚に少しまとわり付く鬱の感覚、おそらくこれが正常な状態なのだろう。 そんな日には、不思議と文章を書きたい意欲が湧かない。寝起きに考えていたネタも、今日見た夢とともに霧散した。何か人間関係に対する重要な所…
俺はいつものようにベッドに横たわり、昇りきっていない朝焼けに身を浸しながら、携帯でTwitterを開いていた。前日からの鬱傾向を引き摺り、ネガティブなツイートを撒き散らす。そうなると、自然と話題は「自殺」についてのものになる。俺が自殺したら皆はこ…
やめればいいものを、暇潰しという名目でチャットのアプリに手を伸ばす。性欲の殻の内側には何もない言葉が、風に吹かれて転がり来る。その中で、ゆっくりと、だからこそ目に付きやすい、密度の高い闇が、紛れて来ることがある。俺の性格からそいつを見過ご…
俺は薄暗い体育館のような広間に座っていた。自分の身体の小ささから見ると、一人称は僕、のほうが合っているのかもしれなかった。目の前には厚化粧をした先生が怒鳴り声を上げている。俺は罪悪感から嗚咽を漏らして泣いていた。 確かに、幼稚園の頃は活発で…
昨日の「音楽の日」という番組に俺の大好きな「エレファントカシマシ」というバンドが出演していた。彼らはいつものようにステージ上で命を燃やし、全力を尽くして音楽を伝えようとしていた。ボーカルは目をひん剥き、ぎこちなく拳を突き上げながら叫んでい…
鬱状態のようで躁状態のようなそんな日に、同じ境遇の人との繋がりを求めた俺は、ネットのチャットルームを巡っていた。「メンヘラ」、「病み」、そんな言葉でルーム検索をするが、見つかるのは見せかけばかりの闇ばかり。通常のルームにも入ってみるが、人…
今週のお題「ゲームの思い出」 小学校低学年の頃はまだゲームをやっていなかった。親の教育方針で、買い与えられなかったのだ。友達の家に集まったみんなが、外へも行かず、DSの画面に集中していたのを思い出す。明らかに子供たちの中で新たな遊びへの遷移が…
今週のお題「星に願いを」 俺が双極性障害と診断されたのはつい最近のことだ。それまで自らの一部だと思っていた性格が病気のせいだったなんて、すぐに受け入れられる筈が無い。俺が精神病ならば、あの中学校の時、内気な自分を解き放ちたくて挙げた手は病気…
他人のせいにするってことは大事なことなんだ。分かるか? 例えば、俺なんかは、全部自分のせいにしちまってた。 他人が怒るのも、自分のせい。どこで地雷を踏むなんて分かったもんじゃないのにさ。 園児の頃、先生に毎日のように怒られてた。標的にされてた…
今週のお題「2018年上半期」 以前は確か...「闇ノート」なるものにたまに文章を書いていた。文字通りの闇。目を背けたくなるような闇。昔から病気だったのか、見返したくもない話題の数々...そして、病気と診断されて、ここに来た。 ここに書き始めたのは、…
他人を理解するなんてことはできる筈がない。 事実、自分が相手から読み取れている感情はほんの一握りなもので。 どうやってその感情が生まれているか、そのどれだけを知れているだろうか。 自分のことだって完全に理解できていないのに、だ。 分かる訳がな…
気分が上がらない。薬を多めに飲んでも、副作用が目につくばかり。物事を行う気分にはなってきたが、周りの人間はどの程度まで無理をするのだろう?それぞれに自分のやり方を持ち、全力で取り組んでいるのだろうが、見え方に差が出てしまう。努力を表に出す…
自分が何者なのかは、そりゃ誰しも分からないと思う。その上俺は、自分が何者になりたいのかも、分からなくなってきた。色々がぼやけて、灰色になる。テレビは鮮やかで、木々は青々としてた筈だ。 誰かに、救ってほしい。みんなもそう思ってる筈。それでもな…
上向きになる薬を余計に3錠呑んだ。しかし、気持ちは上がらない。双極性障害だと、躁になった時に築き上げたものを破壊してしまう可能性があるらしいから、あまり上がる薬は出さない。 俺に築き上げたものは何もない。努力もできなければ、人脈も作れない。…
俺には小学校からの好きな人がいた。殆ど話したことのない、物静かな女の子。 中学を経ても話しかけることはなく、卒業式で告白しようと誓ったものの、臆病な俺にそんな芸当ができるはずもなく、バラバラの高校へ行った。 あれから4年が経過し、俺は絶望の淵…
昨日も一昨日も飲み会をした 気が置けぬ仲間とのたわいもない話 楽しい時間の次は、落ち込む時間が来る 朝から身体が重く、些細なことに頭を悩まし、効くか効かぬかもわからぬ薬を呑む 重い気分は晴れたようだが、流れが淀んでいる これが嫌で、感情を消し去…
俺には価値がないのか。 周囲の人と比べてしまうからなのか。 そもそも価値のある人間なんているのだろうか。 全人類が無価値だとすると、比較も何も無く価値があるということにもなる。 いや、もっと希望を持っていいはずだ。 他人に影響を与える。それだけ…
鬱のような重苦しいものではない。 躁のようなヘリウム的気分ではましてない。 上っ面だけでこね回す自己否定。 これは薬のおかげ?掘り進めない意識の底。 感謝すべきなのか。デパケンRとリスパダール。 学校にも行けてないというのに。 趣味にも楽しさを見…
お前は言葉を知らないから、なんでも知っている お前は柔軟だから、未来をも察する 傷ついた人あれば、知らずに寄り添う 言葉を与えぬ代わりに、温もりを与える 青みがかった灰色の絵と、それに垂らされた朱色の絵具 必要のない社会には、お前が必要だ
考えないことってのは本当に大事なこと。 心身が健康な私の友人に生きる理由はあるか、と聞くと、「そんなこと考える暇もなかった。ただ目の前のハードルを飛び越えてきた。」こんな感じの答えが返ってきた。 いや、考える暇はあった筈だ。下校途中、風呂、…
俺には生きる才能が決定的に欠けていると思う。 いじめる・いじめられるで言えば間違いなくいじめる側であるにもかかわらず、人を傷つけた時のことを克明に覚えている。そりゃあ、自分が覚えていないことだっていくらでもあるはずだ。けれど、間違いなく罪悪…
瞬間瞬間で後悔が募る。 足元は砂利。 振り返ると折れ曲り、ぎこちなく渦を巻く道々。 立ち止まったのは私一人。 皆はとうに走り去ってしまったらしい。こんな場所には目もくれず。
やたら他人と比較して自己嫌悪に陥るのは、まるで自分が何もできないのではないかと思ってしまうのは、実は他人が短所をみせないように生活しているからかもしれないよな〜。 長所ってそりゃ誇示したり、ガワだけなのに中身があるように見せたりするけどさ。…
先日増やされた薬のせいかやる気が出ず、体も重い。そもそも薬を増やされた理由が分からない。医師に喋りすぎたからであろうか。元々の性向がおかしな調子なのでこの程度の会話で分かるのかは疑問だった。益々自分が分からなくなる。 なので今日薬を減らして…