俺には小学校からの好きな人がいた。殆ど話したことのない、物静かな女の子。 中学を経ても話しかけることはなく、卒業式で告白しようと誓ったものの、臆病な俺にそんな芸当ができるはずもなく、バラバラの高校へ行った。 あれから4年が経過し、俺は絶望の淵…
昨日も一昨日も飲み会をした 気が置けぬ仲間とのたわいもない話 楽しい時間の次は、落ち込む時間が来る 朝から身体が重く、些細なことに頭を悩まし、効くか効かぬかもわからぬ薬を呑む 重い気分は晴れたようだが、流れが淀んでいる これが嫌で、感情を消し去…
俺には価値がないのか。 周囲の人と比べてしまうからなのか。 そもそも価値のある人間なんているのだろうか。 全人類が無価値だとすると、比較も何も無く価値があるということにもなる。 いや、もっと希望を持っていいはずだ。 他人に影響を与える。それだけ…
鬱のような重苦しいものではない。 躁のようなヘリウム的気分ではましてない。 上っ面だけでこね回す自己否定。 これは薬のおかげ?掘り進めない意識の底。 感謝すべきなのか。デパケンRとリスパダール。 学校にも行けてないというのに。 趣味にも楽しさを見…
お前は言葉を知らないから、なんでも知っている お前は柔軟だから、未来をも察する 傷ついた人あれば、知らずに寄り添う 言葉を与えぬ代わりに、温もりを与える 青みがかった灰色の絵と、それに垂らされた朱色の絵具 必要のない社会には、お前が必要だ
考えないことってのは本当に大事なこと。 心身が健康な私の友人に生きる理由はあるか、と聞くと、「そんなこと考える暇もなかった。ただ目の前のハードルを飛び越えてきた。」こんな感じの答えが返ってきた。 いや、考える暇はあった筈だ。下校途中、風呂、…
俺には生きる才能が決定的に欠けていると思う。 いじめる・いじめられるで言えば間違いなくいじめる側であるにもかかわらず、人を傷つけた時のことを克明に覚えている。そりゃあ、自分が覚えていないことだっていくらでもあるはずだ。けれど、間違いなく罪悪…
瞬間瞬間で後悔が募る。 足元は砂利。 振り返ると折れ曲り、ぎこちなく渦を巻く道々。 立ち止まったのは私一人。 皆はとうに走り去ってしまったらしい。こんな場所には目もくれず。
やたら他人と比較して自己嫌悪に陥るのは、まるで自分が何もできないのではないかと思ってしまうのは、実は他人が短所をみせないように生活しているからかもしれないよな〜。 長所ってそりゃ誇示したり、ガワだけなのに中身があるように見せたりするけどさ。…
先日増やされた薬のせいかやる気が出ず、体も重い。そもそも薬を増やされた理由が分からない。医師に喋りすぎたからであろうか。元々の性向がおかしな調子なのでこの程度の会話で分かるのかは疑問だった。益々自分が分からなくなる。 なので今日薬を減らして…
俺は双極性障害らしい。自殺未遂から通院になったというワケ。 本で読んでみるとⅡ型っぽい。上がり下がりが凄いわけじゃなくて、下がりが大きすぎるらしい。ん~じゃあ本当の自分ってどこなんだろうね? 薬を飲み始めた当初は衝動的に怒鳴りそうになったり、…